電気自動車の残り電力量ってあてになるのかな?
いや、ホント、単なる疑問なんですけどね。
と言うのも、ケータイやスマホだと買って半年ぐらいはいいですけど、1年以上使っていると、バッテリー残量50%といっても買った当初よりぜんぜん持たないじゃないですか?
電気自動車のバッテリーでも同じことが言えるのではないのかなーと思うわけで。
新車で買った当初はフル充電で200km走れたとしても、毎日乗って充電繰り返してたらバッテリーが劣化してフル充電でも100kmしか走れなくなったりしたら目も当てられないわけですよ。
実際、ハイブリッド車でも電池の劣化はあるわけで、充電が効かなくなった場合バッテリー交換というメニューも用意されてますし、すっごく高いけど。
それに比べて、ガソリンやディーゼル、燃料電池の場合は、目でわかる(もしくは圧力でわかる)物理的重量のあるものを燃料に使うわけで、燃料があれば動くというわかりやすい部分がとても安心できるんですよ。
電気自動車を否定するわけじゃないけど、目に見えないバッテリーの劣化による航続距離の減少をどう回避するのか、それがなにかしら解決されない限り、ちょっと電気自動車は怖いなと思うんだよね。
バッテリーが劣化したら交換したらいいじゃんー、と言っても、それをユーザーが払うのであれば、その金額はあらかじめ踏まえたうえで車を購入しなければならないわけですよ。はたしてその金額はいくらなのでしょうかと。
ちなみに30系プリウスで17~18万円程度かかるそうで。 ただ、プリウスはハイブリッドであり、バッテリーが弱って多少燃費が悪くなってもガソリンがあれば走るわけですが、電気自動車の場合はバッテリーが弱ると航続距離が短くなって必要な距離が走れなくなる恐れもあるわけですよ。
ガソリンスタンドのように充電スタンドが多くあるわけでもないですし、充電と言う時間のかかることをしなければいけないと言うことを考えると、まだちょっとなー、という気持ちになりますね。
いっそのこと、乾電池みたいに、バッテリーの共通規格を作って、ガソリンスタンドで充電済みのバッテリーとサクッと取り替える、みたいな方式にしてくれるといいと思うんですけどね。まあそこで出てくるのは、誰が劣化バッテリーの交換費用を持つのかと言う話になっちゃいますけど。