時給764円

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くろがね四起 復活!

gigazine.net

あー、そういえばクラウドファンディングのそんな記事あったなー、ってのを思いだしました。

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エンジン・ミッションが原型を残して残っていたってのは大きいですよね。図面が無ければ作るにも作れない部分ですからね、ここが抜かれてボディだけだったらそもそもこの企画はなかったんでしょうねー

鉄をたたいて、あぶって、伸ばして、元の形を再現というだけで気が遠くなりますよね。図面があるわけでないので、残っている部分から消失している部分の形状を推測しなければならないわけですから、造詣の深い人が携わらないとできない仕事でしょうね。

このプロジェクトは、元の形を復元して走行する、というのがメインなのでそこまでやってないと思いますけど、世の中の旧車レストア職人には「スポット溶接の箇所まで再現して本当のレストアだ」という人もいるそうで。いやそれは、本物をホワイトボディにしてから採寸してないとできない話なので、もともと状態のいいものが存在しない今回のプロジェクトはこれが最大限だと思います。

よくよく考えると凄い仕事だなーと思いますねー

バンタム・ジープが前後リジットアクスルの四駆であるのに、くろがね四起はフロントはダブウィッシュボーンなんですね。

ダブルウッシュボーンになったのは、走行性能の面からなのか、エンジンの下でホーシングが上下するだけのスペースが取れなかったのか、それともホーシングでありながらハブの部分にステアリング機構をつけるという発想ができなかったのか(なんとなくですが、よほどホーシングが好きでどうしてもホーシングを採用したいと思わないと思いつかない機構だとおもうよアレは)

そのあたりの思想がわかることは無いと思いますけどね。

ウィキペディアみて思ったんですけど、そもそも日本軍は量産することを考えてなくて、アメリカ軍は量産することを前提に考えていたんですね。採用方法・基準を見てそう思います。

国力の違いというより、数が多いということの意味をわかっているかどうかなのかなーと思います。

それとも、敵味方ともに有能なリーダーとなるレベルの人間で戦場は埋め尽くされて、美しい戦闘が繰り広げられると妄想していたのかなと。

実際はそんなことは無いのにね。

というか、そういう傾向は追い詰められ気味の企業にもあるよね。従業員は押し並べてピンでやっていけるほど有能なはずで、それと対峙する相手も同じはず!と勘違いして、じゃんじゃん複雑で煩雑で手間のかかることを増やしてしまう傾向あるきがするんだよねー。

実際はそんなことはなくて、9割はボンクラだと思うんだけどー スキル的な意味じゃなくて、精神的にそこまで仕事に振ってる人なんていないよ、という意味でさ。

そう捉えると、どうするべきか見えると思うんだけどね。