初めての村上春樹
どっちかというと私は漫画の方が好きでして、小説なんて滅多なことでは読まないんですが、何を血迷ったか村上春樹の1Q84に手を出してみました。
ええ、高速の非常階段を降りるのに30ページも使うのかと………
なんで新作の騎士団長殺しじゃないのかっていいますと、興味がなかったので新作出るって知らなかったんだよね......
なんていうかですね、村上春樹の名前がなかったら10ページぐらいで見捨てられそうなほど、スタートのつかみが遅いです。私も頑張って1章ぐらい読もうと思ったから読んだけど、頑張る気がなかったら捨ててます。週刊少年ジャンプの連載なら10週で打ち切りが決定した後に本気出す、そんな感じです。
まあ、連載じゃないからできる作りだなぁと。
とりあえず4章までは読みました。やっと物語が回ってきたようななんなような…
ちなみになんで急に小説なんぞといいますと、響 ~小説家になる方法~というなかなかの怪作マンガを読みまして、これがまあ私好みで面白いわけで、まだ5巻までなんですけど5巻までまとめ買いして、暇を持て余した私は1日に3回も読み直したわけで。
という感じで、小説ってどんな感じなんでしょうねー、とおもったわけっすよ。
いままで小説を読んだことがないわけじゃぁないんですが、指折り数えられるぐらいしか記憶にないし、いわゆる文芸という方面はさっぱり読んだことがないんですよね。
まあでも、今みたいに何でもかんでも略しちゃうような世の中の雰囲気だと、高速の非常階段を下りるのに30ページも使うような世界は敬遠されちゃうよなー、と思いましたわ。
マンガならいいとこ3ページでしょ、これ。士郎正宗なら1ページだよ。
時間のない現代人には、少しの出来事をだらだらと引き延ばしてるように思えるものって(実際にはそういうわけじゃないんだけど)、付き合ってられないわー、って感じになるんでしょうねー
ラノベと呼ばれる前のぐらいの小説の方が