時給764円

自転車は通勤で、ハチロクとは腐れ縁で、ドリフトはたしなむレベルで、カメラはドリフトばっかり撮ってます。

それはどうなのGazoo.comさん

雪国に住んでおり、凍結路面の恐ろしさを知っている身からすると、この記事を書いた人は良心が欠如しているとしか思えないんですよ・・・

gazoo.com

確かに、言わんとすることはわかります。 オールシーズンタイヤの特性をつかんで、その想定される中で使えば、トータルでメリットが出ると思います。

が、しかし、

ただし、そんなオールシーズンタイヤにもウィークポイントはあります。それは凍った路面でのグリップ力がスタッドレスタイヤよりも弱いこと。もちろんまったくグリップしないというわけではなく、夏タイヤと比べると段違いのグリップを持つので走れないことはありませんが、日常的に路面が凍結する地域に住む人にはオススメできません。

これはちょっといただけない。 オールシーズンタイヤなんてものは、「夏タイヤよりも」雪や氷の上で「前に進む」だけであり、雪や氷の上で「止まる」事に関してはスタッドレスよりはるかに劣ります。

JAFによるテスト動画がありますのでごらんになるとよろしいかと。

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圧雪路面はまだしも、アイスバーンでの40km/hからの制動距離は、夏タイヤとオールシーズンタイヤは数mしか差が無く、しかもどちらも100m越え。ちなみにスタッドレスは78m程度、チェーンが59m程度と、まあアイスバーンは氷に直に刺さるほうが有利ですね。

ちなみに、100mってどういう距離かというと、ハイビームで照らして最低限見えなければいけない距離が100mです。つまり、ハイビームで気がついてブレーキ踏んでもぶつかる距離なんですよ。ちなみにロービームは40mだったはずです。

そこを隠してお勧めするなんて、ちょっと信じられないです。 なので、この記事を書いた人は、わかってないのか、何かを売りたいから書いたのか、まあそのへんが気になります。

ちなみに、圧雪の上であれば止まること以外は、夏タイヤとは段違いなのは本当で、

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結構優秀ですよ。

でもなぁ、止まらないってのは致命的だと思うんだけどねぇ。 ここ最近の人として何かが壊れているような運転が引き起こす事故のニュースを見ると、絶対に商品を勘違いした上に逆ギレするユーザーが多発するだけだと思うんだよなぁ・・・・・・